読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

bit

VirtualBox ネットワーク設定

VirtualBox

(12/10) 再度見てみたら、NAT Networkのところも問題なく接続できていた。確認方法がいまいちなだけだった。というわけで、この記事はあたかも最初からうまく設定できてたように書き直す。
# 嘘はついていない。あくまで確認が不足していただけ…。

(3/8) バージョン4.3.8から、ping proxyが実装されているので、NAT Network でもpingが通るようになっていた。なんかこの記事、追記が多すぎるので書き直したい。


とにかくVirtualBoxのネットワーク設定である。構築に使用したOS やVirtualBoxのバージョンは以下の通り。

ホストOS
Windows 8.1
ゲストOS
CentOS 6.5
VirtualBox
4.3.4 r91027 *1

一つのホストOS上に以下のような仮想ネットワークを構成する。
f:id:iwsttty:20131210042402p:plain
想定としては、管理用セグメントをHost-Onlyネットワークで、サービス用セグメントを「NAT Network」ネットワークで、サーバ間セグメントをInternalネットワークで実現し、おのおの複数NICを持つサーバというか仮想PCを接続しようとしている。NATは本当は作るつもりなかったけど、最初はNAT Networkがうまく疎通できないと思っていた関係で手っ取り早くインターネットへの口がほしかったのと、全部使った感がほしかったので入れてみた。
疎通可否を表にするとこんな感じ (日曜日なのに仕事っぽいな)。

NAT(w/o port forwarding) NAT Network(w/o port forwarding) Host Only ネットワーク Internal ネットワーク
ゲストOS間 -
ゲストOS → ホストOS/GW -
ゲストOS → インターネット - -
ホストOS → ゲストOS - - -
DHCP disabled disabled disabled N/A

○は疎通OK、ハイフン(-)は仕様上通らないもの。DHCPは全部OFF(実際のサーバ構築では、そんなもの使わない)。ポートフォワーディングは後回し。

順番に概要だけ説明。

NAT

今のところゲストOSからインターネットに出ていくための唯一のインターフェイス
設定上の注意点は、VirtualBox が 10.0.N.0 のネットワークアドレスを勝手に割り当てること。自由なアドレスは使えない(仕様) (12/12追記 じゃなくてデフォルト値だった)。したがってゲストOS 側はこれに合わせて設定を入れる必要がある。今回、図で言うところの仮想PC O00の三番目のネットワークインターフェイスLinuxから見るとeth2)をNATにしたので、10.0.2.0から数えて三番目の 10.0.4.0 が自動的に割り当てられた。ゲートウェイは 10.0.4.2 になるので、これをデフォゲにする。このNATネットワークはちゃんと設定すれば、ゲストOS側から簡単にインターネットに疎通してくれる。

[root@vso00 ~]# ping -c 3 8.8.8.8
PING 8.8.8.8 (8.8.8.8) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 8.8.8.8: icmp_seq=1 ttl=43 time=43.6 ms
64 bytes from 8.8.8.8: icmp_seq=2 ttl=43 time=43.2 ms
64 bytes from 8.8.8.8: icmp_seq=3 ttl=43 time=43.1 ms

--- 8.8.8.8 ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2047ms
rtt min/avg/max/mdev = 43.116/43.355/43.670/0.334 ms
Host-only ネットワーク

最初、ゲストからホストへは疎通せず悩んでいたが、ホストOSのWindowsにて「ゲストまたはパブリックネットワーク」側のWindowsファイアウォールを落としたら通ることが分かった。ファイアウォールを無効にするのは嫌なので、受信規則を追加した。すなわち、「スコープ」の「ローカルIPアドレス」「リモートIP アドレス」ともに「192.168.0.0/24」とし、詳細のプロファイルは「パブリック」をチェック、「操作」は「接続を許可する」。これで想定どおり動くようになった。

(3/1追記: 一つ書き忘れた。下の VBoxManage.exe list hostonlyifs の出力にあるけど、VirtualBox が生成するHost-onlyネットワーク用仮想NICIPアドレスは、Host-onlyネットワークのネットワークアドレスに合わせてデフォルトのものから変更している(GUIのファイル→環境設定→ネットワーク→Host-Onlyネットワーク→ドライバーアイコン)。これをやらないと、ホストからゲストにルーティングしてくれない。)

Internal ネットワーク

特に問題なし。寝ながら設定してもつながる。

NAT Network ネットワーク / NAT サービスネットワーク / NatNetwork

GUIでは「NAT ネットワーク」と書かれているが、マニュアルはNATサービス、どっちが正式名称なんだろう。とりあえず、GUIに合わせるが、この名称はググりにくい…。
それはともかく、NatNetwork は、Host-Onlyネットワークの機能を持ちながらも、インターネットに出ていけるネットワークである。
最初、うまく接続できないと思っていたが実はできていた。マニュアルには以下のように書いてある。

but letting systems inside communicate with each other and with systems outside using TCP and UDP over IPv4 and IPv6.
Chapter 6. Virtual networking

ICMPでつながるとはどこにも書いてなかった。不覚。(追記: 上述のとおり、4.3.8 以降は ping proxyが実装されている)

[root@vsw01 ~]# ping -c 3 www.yahoo.co.jp
PING www.g.yahoo.co.jp (203.216.231.189) 56(84) bytes of data.

--- www.g.yahoo.co.jp ping statistics ---
3 packets transmitted, 0 received, 100% packet loss, time 12001ms

[root@vsw01 ~]# curl http://www.yahoo.co.jp | head -10
  % Total    % Received % Xferd  Average Speed   Time    Time     Time  Current
                                 Dload  Upload   Total   Spent    Left  Speed
  0     0    0     0    0     0      0      0 --:--:-- --:--:-- --:--:--     0<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8">
<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css">
<meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript">
<meta name="description" content="日本最大級のポータルサイト。検索、オークション、ニュース、天気、スポーツ、メール、ショッピングなど多数のサービスを展開。あなたの生活をより豊かにする「課題解決エンジン」を目指していきます。">
<meta property="og:title" content="Yahoo! JAPAN">
<meta property="og:type" content="article">
<meta property="og:url" content="http://www.yahoo.co.jp/">
101  4774    0  4774    0     0  78196      0 --:--:-- --:--:-- --:--:--  172k
curl: (23) Failed writing body (3418 != 7300)

以上。とりあえず、VirtualBox の設定をさらしておく。

PS ...\virtualbox> & 'C:\Program Files\VirtualBox\VBoxManage.exe' list hostonlyifs
Name:            VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter
GUID:            d2098a99-d909-4084-a50d-c0c828cc8a49
DHCP:            Disabled
IPAddress:       192.168.0.1
NetworkMask:     255.255.255.0
IPV6Address:     XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX
IPV6NetworkMaskPrefixLength: 64
HardwareAddress: 08:00:27:XX:XX:XX
MediumType:      Ethernet
Status:          Up
VBoxNetworkName: HostInterfaceNetworking-VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter

PS ...\virtualbox> & 'C:\Program Files\VirtualBox\VBoxManage.exe' list intnets
Name:        InternalNetwork
Name:        intnet
(使っているのは上のほう)

PS ...\virtualbox> & 'C:\Program Files\VirtualBox\VBoxManage.exe' list natnets
NetworkName:    ServiceNetwork
IP:             192.168.2.1
Network:        192.168.2.0/24
IPv6 Enabled:   No
IPv6 Prefix:
DHCP Enabled:   No
Enabled:        Yes
loopback mappings (ipv4)
        127.0.0.1=2

Linuxのルーティング設定や/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* は、基本通り書いているだけなので詳細は省略。

手順だけ書いておく。まずVirtualboxGUIで各仮想PCのネットワークインターフェイスをNATにするとか、Host-Onlyにするとか種類を設定する。このとき、MACアドレスを確認しておく。仮想Linuxを起動、「ip link」コマンドで、設定したインターフェイスが仮想OSに認識されていることを確認。/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules を見て、MACアドレスNIC名の対応付ルールに想定外のものが自動生成されている場合は適宜変更する(ATTR{address}とNAMEの対応のこと)。特にVirtualBox側でMACアドレスを再生成した場合にeth4 とかができてしまうので、例えば古いeth1行を削除し新しいeth4のNAMEをeth1 にしたりする作業が必要。変更した場合、仮想OS再起動。んで、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethN を修正する。見るのはBOOTPROTO(dhcpになっていないこと)、HWADDR、IPADDRとNETMASK。HWADDRがVirtualBoxGUI で設定した値と違うと、NICが起動しない。大事。外に出ていけるインターフェイスだけはGATEWAYも設定。あとはまあ「ifdown ethN; ifup ethN」して「ip addr」してpingで確認という感じ。(今回、このping確認が仇となったわけだが)
ちなみに最初の、ホストOS側のGUIで設定する部分のうち必要分は全部 VBoxManage コマンドで実施できることは確認済み。

*1:2/28追記: NAT Network について言うと、4.3.6はダメ。4.3.8はOK。